
どんな着物が高く売れるの?
皆さんはどんな着物が高値で取引されるか知っていますか?着物の値段を形成する3つの要因を紹介した上でそれぞれどんな特徴の着物が高値になるのかを説明します!
手持ちの着物と照らし合わせてどれくらいの価値があるのかを把握しておきましょう!
大まかなに3つの観点
着物の値段には「生地」「ブランド」「デザイン」の三つの要因が大きく関わります。売却の際はこれら3つの要因で形成された価格から使用感や劣化分が値段として価値が引かれます。未使用新品の場合はそのままの価値と言えますね!
では未使用新品のものは買値と同じ位の値段で売れるのでしょうか?答えはNOです!さらに、買取ショップの利益を差し引いたものが買取利用者の受け取れる金額となります。着物買取業者としてもこれは1万円で売れる!と思ったものを利用者から1万円で買っていては、利益になりませんからね...
さらに詳しくいうと、現在の品物の価値で値段が上下にブレることがあります。昔は流行っていたが今では到底買い手がつかないものは安くなります。逆に今でこそプレミア価値が付くものは値段が跳ね上がります。
生地的要因
生地の材質
絹 | 麻 | 木綿 |
ウール | ポリエステル | ナイロン |
主に使用される生地は「絹」「麻」「木綿」「ウール」「ポリエステル」「ナイロン」などが挙げられます。
その中でも絹、正絹は特に高く取引されます。次いで麻の着物も比較的高額で取引されます。素材の希少価値が高いものや、取り扱いが難しく製造に技術を要するものには高値が付きます。お手持ちの着物に品質表記タグが付いていれば確認してみましょう!
一方、木綿やウール、化学繊維は絹に比べると比較的値段が低くなる傾向があります。ウールや木綿はカジュアルとしての目的で作られる事が多いため、もともとの売値もそこまで高くないというのが大きな要因です!そのため木綿やウール、化学繊維を素材とした着物を売却する際は高額査定にはなりづらいですね。(高級木綿や高級ウールも存在するので断言はできません)
生地の大きさ
着物のサイズは大きいほうが、高値が着くことがあります。買取業者としても大きめの着物の方が再度仕立ることで、多くの人に売る事ができるからです。裾上げを済ませたパンツが売りにくいと考えればわかりやすいですね!買取業者としても、その後売れる可能性は高い着物には強気な値段を付ける事ができます。
ブランド的要因
着物の価値の中には、誰が作ったものなのか、どこで作られたものなのかといったブランドとしての価値が含まれます。ブランドに関しては洋服や家具、家電など身近なものと同じ理由の値段形成なので想像しやすいですね。
着物の場合は有名な作家であったり、伝統工芸品、アンティーク着物の買取価格が高いと言えます。そりゃ元値が元値ですからね...買取専門ショップのホームページに掲載されているような高値の取引が実現できる可能性が高いです。
ただし!自分の着物がブランド物であることを証明するためには証紙がきちんと付いていなければなりません。証紙の有無により、値段は大きく左右されるため、査定を受ける前に探して用意しておきましょう。
デザイン(流行)的要因
まずデザインに関しては、人気の色の方が値段が付きやすいです。古着屋などを利用したことがある人は想像しやすいのですが、派手な色よりベーシックな人気色の方が値段は高いのを思い出して見て下さい。
また、着物も洋服同様流行りが存在します。といっても洋服ほど頻繁に変わるものではありません。流行はあるものの普遍的なデザインが多く、昔流行った柄を今着たとしても「ちょっと古くない?」と感じる人は一握りのはずです。目安として発売から10年以内の着物であれば比較的高値がつくのでは無いでしょうか?
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